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INA226

USBメータにINA226を使ったが、これを仕事の消費測定用に使えないかな・・・なんて思ったり。INA226がBUS電圧を36Vまで読めるので、24V系の基板には使えるのだが、40V程度以上のものにはそのままで使えない。40V程度までは16bitの変換幅があるが、絶対に36Vを超えて印加するなと書いてある。

INA226 http://www.tij.co.jp/product/jp/INA226

INA226のブロック図にもあるように、VBUS電圧とシャント抵抗電圧は、マルチプレクスされて切り替え変換される。よって、VBUS電圧とシャント電圧には依存がないので全然別の場所を測定してもいい。Powerを測定する機能もあるが。これは電圧と電流の乗算が出力されるだけのようである。

36V以上で使用するには、シャント抵抗をドレイン側(負側)に挿入して測定し、BUS電圧は分圧して入力してやれば、できそうだが、データシートにはVBUS入力インピーダンスがTyp.で830KΩと記載されているのみで、min/maxの規定がない。

入力抵抗の影響を受けずして、正確な分圧を得るには830Kより十分に小さい抵抗値で分圧する必要があり、40Vでは3.3K以下ぐらいが適当そう。。しかし、これではかなりの電力となり、何をやっているかわからなくなってしまう。解決策としては、分圧をボルテージフォロワで受けてインピーダンス変換しVBUS電圧入力とすればいけそうだが、オペアンプの電源電圧で40V以上となると、ちょっと?。入力は分圧なので、シャントレギュレータみたく落として入力すれば使えるか。。。んでも、応答性は悪いわな。I2Cの読み取りは最短でも数十ms間隔だから間に合うかな。そういう問題?

それか、分圧分を実測して、そこから補正値を割り出す、という方法もある。このやり方だと補正値を保存しておく場所が必要。

ごめーん、36V超えたら、電圧は読めないんだ。みたいな、ことでも自分の仕事には差し支えないが、ちょっと片手落ちだなー。もうちょっと考えてみよう。

 

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