ある種の仕事をやるようになって、PythonとMATLABを触ることができるようになった。機械学習のような高尚な作業ではなく、単純な数値解析に使っているのみであるが、それでも、その便利さに惚れた。
もともと、その業務に必要なのはMATLABを勧められた。それに関わるまでMATLABは知っていたけど使ったことはなかった。webでmatlabのことを調べていると、ほぼ同時にPythonのことも釣れる。あれ?Pythonでも同じことができるのじゃないかな、と、当然気づく。そこから、社内でMATLABのライセンス購入(これが実に時間がかかる。どんなに急いでいてもソフトウェアは1ヶ月先でないと買えません。どんなに、面倒な会社なの?)すぐに使う必要があった、ちょっと焦ってたしね。Pythonで同じことできるんだったらそれで試すかみたいな気分でもあったが、MATLABのhomeライセンスがなんと、16000円で買えるというので、即決でポチった。もちろん、業務に使うのは契約上ありえないから、勉強のために使ったというわけだが、これがまた面白い。
一番感動したのは、行列が一発で計算できたり、グラフが一発で書けるなどのところだ。こんなに便利なものなんで知っていなかったのか!、本当に踊りたくなるぐらいだった。
しかし、不便さもあった。ちょっと凝ったことやろうとすると、ToolBoxなるものが必要で、それが有償。必要だっていうもの揃えてたら一体どうなるの、的な。またモータ屋さんに聞いたら、simulinkなるもので作っているから、スクリプトはよくわからない、など、はて何のこと?みたいな。homeは一応永久ライセンスなので、無駄ではないのだが。。。。投資は大きいよね。もっとも、MATLABを知って触ったというのは僕にとってかけがえのない経験や技術になった(もう50後半のジジイではあるが)と思うので、それはそれで役に立ったと思っている。
homeライセンス https://jp.mathworks.com/pricing-licensing.html?prodcode=ML&intendeduse…
で、本題のPython。MATLABでできることはPythonでもできるらしいとのことは、web情報で大体しれた。しかしながら、このPython、、導入から動かせる様になるまでがしんどい。環境がどうこうとか、これを使えばできますよとか、いろいろ情報や言っていただける人はいるけど、よく考えてみてくださいよ、導入やインストールすることが目的じゃないですよ。そんなもの、ボタ1クリックで入る用意しておいてよ、みたいな。
だから、Anacondaをお勧めする。これをダウンロードしてインストール(実行ファイルになっている)すれば一通りの科学技術計算ライブラリが入っていて使えるようになる。
https://www.anaconda.com/distribution/
容量もそれなりにでかくとるし、ファイルサイズも大きい。しかし、苦労することなくすぐ始められるところは、便利である。それでも、不満点はある。特にインストール後の作業スペースの挙動だ。私の場合、会社のパソコン2〜3台、自宅のパソコンWindowsとMacBookといくつか、どこでもできるように構築したかったんだけど、どれも同じようには動いてくれなかった。同じ様に使えるんだけど、どっか違ってて、特に新しいライブラリ入れたり、Updateする(お知らせが来るので、それはそれで便利だけど)とおかしなことになる。おかしくなると戻せないんで、また最初からインストールしたりして、なんだかなぁって感じ。
もちろん、他の方法も試しましたよ、いろいろと。Macはhomebrewとか、wheelでとか、どれもぱっとせん。思うに、古い文化なんだろうね、linuxやMacにはもともと標準で入っているソフトらしく、Macの場合もアプリとしては入ってないのだが、TerminalからPythonと打つと、2.7が起動したりするので、Linux文化?、インストールされる場所も通常のアプリの場所ではなく、Libraryの中に入るみたい。Windowsの場合も、ユーザーフォルダの中に実体が作られてるし・・・・
それから、webでの情報は古いものが多く、いまだに2.7系と3系の情報が混在していて、2系使った方が便利とか書かれている(そう言った記述が上位の検索結果に入る)これは初心者には混乱のもとだ。私も混乱し、2を使った方が良いのかと誤解し、2をインストしていたりもしたが、、、、、本当に何度インストールを繰り返したかわからないなぁ。
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