e-paperですが、最初Arduinoでためして、その後elecrowの変換基板を使ってmbed-ceでも動かしてみた。
- 変換基板 https://www.elecrow.com/universal-24-pin-spi-e-paper-driver-board.html
- arduinoタイプ https://www.elecrow.com/crowpanel-esp32-2-13-e-paper-hmi-display-with-122-250-resolution-black-white-color-driven-by-spi-interface.html
制御はまぁいいとしてFPCの接続回路だが、少し複雑な構成になっていた。インターフェースはSPIでMODE=0でD/CやRESがあるのは他のディスプレー同様。しかし、電源部分に少し回路が必要である。
どうやら、書き換え時に高電圧と負電圧が必要のようで、3.3Vから20Vへの昇圧回路と負電源生成のためのチャージポンプがある
上はelecrowのウィキにある回路図から抜き出したもの、コネクタ外付けでコイルとN-MOSFETやDiodeが必要な回路である。またBoostのMOSFETはe-Paper(このドライバSSD1680)から制御される。VGH=20V、VGL=-20Vの出力である。またN-MOSFETのGateは3.3Vで駆動されていた。負荷電流はほとんど流れていないとみられチャージポンプの電圧変動はほぼなかった。VGH,VGLとMOSFETの駆動波形を載せておく
![]() Ch1=VGH,Ch2=VGL電圧 |
![]() ドレイン電圧波形(安定期) |
![]() Gate電圧(安定期) |
![]() Gate電圧初期波形 |
安定期(書き換え中)は波形3発ほどでスイッチされているが初期時は連続で、当然だが昇圧している波形となる。書き換えに高電圧が必要というこのようで、実際書き換えは遅く、何度も書き換えてリフレッシュしているような動作をする。ここをきちんと行わないと残像が残ったりするなどの記載がwebにはあった。
使い方さえわかればどうってことはないが、変換基板を参考に基板を作成中。完成すればmbedで動かして机の上に飾ろうと考えている。行先表示などにいいかもしれん。
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