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フィラメント詰まり

ある時から(たぶんアプリアップデートからかしら)、フィラメント詰まりに悩まされる。もしかしたら、もっとまえからかもしれない。

ダヴィンチJrとminiはフィラメント排出部(フィラメントフィーダ)が装置の外側にあり、ヘッドモジュールまでチューブの中を介して供給されている。フィラメント詰まりでGoogle先生に聞くと、フィラメントフィーダとヘッドモジュールがキャリッジにくっついているモデルのことしか情報が出てこない。Jrとかminiとかではあまりこのような不具合は出ていないのか、それとも情報がないだけなのか。

現象としては、こんな感じ

  • 印刷していると、ガコンガコンとフィラメントフィーダ近くから音がする。
  • 充塡吐出の際に、エラーになる。
  • 実際、充填部にうまく吐出されておらず、ボソボソになっていたり、定着せずに吐出がなかったりしている。

ガコンガコンという音は、ちょっと前からしていたように思う。音がするなー程度にしか思っておらず、特に気にもしていなかった。どっから音がしているかもよくわかんなかったし。

私が思うに、、吐出量を調整する時に一旦フィラメントを排出する方向に動くが、動く速度が速かったり、フィラメントが切れやすかったりすると、フィラメントの先が残ったりして、次に押し出す時に、押出せずにフィーダーモーターが脱調して、詰まりました。になるのではないかな。

ノズル部にセンサーがないと思われるので、詰まったかどうかはフィラメントが送られなくなることで判定していると思われる。フィーダー部のフィラメントを噛んでいる部分の押さえの回転軸に羽がついておりそれが回転することで透過フォトセンサで判定している、そこが動いてないとエラーになる。

 

新しいアプリから、印刷速度などが変えられるようになっているとリリースノートに記載してあった。試して見たら、成功する場合も出てきた。

印刷 デフォ ゴールド クリア クリア クリア クリア
造形物        

40mm角
ハコ

成功/失敗 × × ×
内部充填密度 低(10%)
レイヤの高さ 0.3
シェル 普通
速度 標準 低速 低速 低速 低速 低速
温度 0 0 0 0 +3 −3
戻る長さ 4mm 4mm 2mm 2.5mm 2.5mm 4mm
フィラメント吐き戻し速度 30mm/s 20mm/s 20mm/s 10mm/s 10mm/s 10mm/s

どうも、成功する設定でも失敗することがあるようだ。やっぱり、みてるとフィラメントを正送りする際に送れずに脱調しフィラメントエラーに達するようだ。

今回は今までの設定+ヘッド温度を+3℃してやったら失敗したのでー3℃したら成功した。そういや、昔のアプリだと210℃以下の設定だったと思うけど、新しいアプリ(失敗し始めた頃の)だと213℃とちょっと高いよな?とけすぎると押し出せなくなる、うーん、ありえるな。上表の右端欄設定は、1回目はきれいに成功、しかし2回目の造形の時、途中失敗しかけた、やはり押し出せなくなって戻ってきちゃう音みたいだ。ガコンガコン音が始まったので指押してたらなんとか脱した、と思ったらまた症状が出て最終的には失敗になった。ノズル部を見ると印刷中に材料が出てこなくなっていたので、押し出しているのに、やはり詰まっている現象であることは間違いないな。

 

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