実家の親が独居になったとき、実妹から「見守りで冷蔵庫の開閉を監視するのがある」、というのを何度も聞かされた。それがあるのは知っていたが、
なぜ何度も言うのか
それをしたい(やったらどうかという暗黙の指令なのか)ということだろうか、、と考えsigfoxで実現できそうなので、いろいろ思惑を考えていたが、振動センサーや加速度、あるいは磁気センサーなど。電池駆動で長期間というのは少々敷居が高いかもななんて耽っていたら随分時間が経ってしまっていた。過去にあった(現在は販売されてない)見守りくんは冷蔵庫の中に設置して扉が開くと庫内の電気がつくので照度センサーで開いたところを狙ってデータを送信するというものだったと思う。
できれば設置して放置したい、電池交換は無しで。それでいて割と設置に制約がないもの、となると加速度センサーとなるわけだが、物色している中でSens'itなるものを見つけた(前から知っていたが、改めて)。しかし、これはスイッチサイエンスの在庫はもうなく、京セラのページではSORACOMの在庫だけとのこと。そこで、SORACOMから1台購入してみた。税込で1万程度、1年間のsigfox通信料がついている。ということを後で知った。このSORACOMという会社そしてSens'itもそうだがかなり勘違いして理解していたようだ。サービスをみたり説明をみたりしていて(いまだ全て理解できないが)ようやく(遅ればせながら)わかってきたのかもしれない。
Sens'itはv2と呼ばれるもので、他社に少し在庫が残っているV3(黒いやつ)とはちがうようだ。V2マニュアルがすでに京セラページでリンク切れとなっていて入手できないのだが、大体の使い方はなんとなくわかる
充電して、ボタンを長押しするとモードが切り替わる。それぞれの機能は本体のLED色で表示される、この表示のされ方とかモードの切り替えとか大雑把感が欧州的でよろしい。今回は冷蔵庫ドア開閉でドア開閉のアイコンがある部分のLED色になるようにモードを切り替える、多分これ加速度センサー。で、SORACOMのサービスがこれ
Sens'itはsigfoxデバイスなので、Sigfoxのサービスが使える。上にLorawanとかセルラーの文字があり、説明見ると小容量のためのデータSIMの販売をしているようだ、MVNO事業者だということらしい。他のキャリア代理サーバをやっている会社だと思って食指が動いてなかったが完全勘違いしていた、すいません。今回のSigfoxデバイスは使用者がSigfoxのクラウドを見ることができない(Sensit.ioのサービスは使えない)がSORACOMがそこは処理していくれている(んだと思う)。
とりあえず、SORACOM Harvestを使って収集されたデータを表示するものを使ってみた。Ambient.ioのようなグラフ作成機能はないのでただ表示されるだけだが、動作がわかる。
送られてきたデータを解釈するためのパーサーを設定するのに、説明に従い「@sensit」を設定すると、harvestの表示ができるようになる。
ドア開閉モードでは動いたかどうかがAlertとしてpush送信されるようだ。そしてカウントが255まで達すると0に戻るというグラフになっている。sigfoxは連続データ送信する間隔に制限があった。開けてすぐ閉めるとカウントされてないようだが回数自体は1日40回程度ということか。140回/日に先に達すると、それ以上は送信されないと思うが、それは本来の目的じゃないから良い。上のグラフの赤い線は電池電圧なのだが、現在3.8V、満充電で開始して20日程度。LiPoだと思うから、3.6V切ると怪しいかなー、すると最長でも2ヶ月ぐらいかな。2ヶ月に一度家に帰るのは無理かな、となると電源に繋ぎっぱなしということかな。まさか、発火しないよな!
pushで通信するから、これは使える。このダッシュボードを共有することもできるようだが、Harvestは月最低60円ほどかかるようなので、通知できるように見よう見まねで作ってみた。
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