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オーブントースタ

使い古したオーブントースタをゲットした。家で使っていたもので、ジジジタイマーが途中で止まり使いにくくなったため買い替えてゴミになったものだ。

一応、日本メーカ(ぞうじるし)。上下にヒータがあり1000/740/500/240を切り替えられる。どうやって切り替えてるんだろう、、前から不思議だった。

ちょっと、がっくりかな。。なんか放熱板付きのICが見える、と思ったけどブリッジダイオードだった。しかも一個分しか使ってない。ようするに、ダイオード1個の半波整流。ブリッジなのは、プライマリ側で使えるもので安いからだろう。

W数切り替えは全波(100V直接)か半波を上下個別に切り替えることで実現する。半波整流時の実効電圧は波高値の半分(141V/2)で70Vになる。抵抗負荷だから抵抗値一定で電力をそのまま切り替えられる。上下のヒータ抵抗値が不明だが、解が4つ存在するのと切り替え方法が分かったので方程式から求められる。上の抵抗値=Ru、下の抵抗値=Rdとすると、P=E2/Rから

  1. 1000=1002/Ru+1002/Rd
  2. 740=702/Ru+1002/Rd
  3. 500=702/Ru+702/Rd (正確には480W)
  4. 240=0/Ru+702/Rd

Ru=Rd=20Ω。だからどうこうは別にいい。

リレーで切り替えれば、W数切り替えはできるだろう。(必要かどうかは別の話)

サーモスタットが100Vラインに直列に入っている。これの素性が不明。取り外したほうがいいかな。240℃前にかからないのだったら、つけておいた法が安全上好ましいな。

取扱説明書見たら、上が520Wで下が480Wって書いてある。ちょっと違うみたいだけど、そんなのどうでもいいや。サーモスタットの仕様は書いてない。

 

 

 

添付
ETVA.pdf (3.52 MB)

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