frdm-KL25zのターゲット部分だけを取り出すことができる。当たり前かもしれないけど、ターゲットMCU部分に何か書いてあって組み合わせないと動かないみたいなこともあるのかも、なんて思っていたから、一安心である。
frdm−KL25zの回路図(SPF-27556_F.pdf)をみたらわかるけど、OpenSDAという部分とターゲットMCUはUARTとSDW_DIO,CLKとそれにリセットのみで接続されている。これに電源とGNDを入れた最低7本で接続できるということになる。
またこのOpenSDA部分のMCUと接続は、どのFRDMボードでも同じようである。OpenSDA回路は同じでそれに書き込まれているファームによってターゲットマイコンを扱かえるみたい。OpenSDAの部分は、MCUは一般市販品だしソースは公開されているようで、おそらく、KDSを使って書き込んで作れそうに思うが、書き込みツールがない。QFNパッケージのため取り外して再実装は難しそう。ちょっと、ここは、一旦諦めよう。
プロトタイピングツールとしてFRDMは、このピン配置にユニバーサル基板などをつけて製作して実験することができるが、趣味で小さい基板や目的に合ったものを作ろうとすると、frdmぶぶんが大きい。TFTを載せる基板を作るならそれにターゲットMCU部分を乗せて、OpenSDAで接続するようにすればスマート。開発はmbedの環境そのまま使えるし。
今回は初回で試しということもあって、外一列はfrdm−KL25zと同じ配列ピンとした。うまくいったので、必要機能の実装に進みたい。
OpenSDAとTargetの通信制御は、SWD(CLK/DAT)の2本と、Resetだけのようである。UARTはデバッガのためにあり、あとは電源だけ。----2016/4/16
SWDクロックは、1MHz~3MHzと変動しているため、ソフトウェアで制御しているのかしら。上の左図は青=SWD_DAT、黄=SWD_CLK。
あと、書き込み時(上の右図)は青=SWDCLK、黄色=RSTだがRSTたち下がり中にもクロック送出されている。これって、SDAがResetをLowにしている間にSWDCLKを何発か入れてやればSWDモードに入るよってやつなんだったけかな。
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